■LEDに流す電流を抵抗で制御する場合の抵抗値計算フォーム
■計算フォーム
下の図の抵抗制御によるLEDの回路例を元に計算をします。
※ LEDを並列に増やす場合、下記「抵抗制御によるLEDの回路例」のように各列に抵抗を入れるものとし、その抵抗値を計算します。
●回路設計の注意点
- LEDの定格電圧とはLEDの仕様に記してあるVFのことです。
- LEDの定格電流とはLEDの仕様に記してあるIFのことです。
- その他消費電圧は整流ダイオードなどをかます場合に入力してください。(1N4007を想定してデフォルトで0.6Vを設定してあります。)
- 回路を並列に増やす場合は、各列のLEDの明るさの誤差を抑えるために抵抗は金属皮膜抵抗など精度の高い物を使用したほうがよいです。(一般的にカーボン抵抗は5%、金属皮膜抵抗は1%の誤差の範囲で製造されています。)
- LEDの消費電圧(LEDの定格電圧 × LEDの個数) + その他消費電圧の合計は電源電圧の値を超えてはいけません。
- LEDの回路を並列に増やす場合、消費電流 × 並列数は電源電流の容量を超えてはいけません。
●自動車・バイクのLED化工作の注意点
- 電源電圧は12Vですが、かなり上下しますので14.4V前後で計算したほうがよいと思います。
- バッテリーが低電圧時でも点灯するようにLEDの消費電圧(LEDの定格電圧 × LEDの個数) + その他消費電圧の合計は11V以下となるようにLEDの数を調整したほうがよいと思います。
- 電源が不安定なのでヒューズや保護ダイオードなどで万が一の対策をしたほうがよいでしょう。